【HDV】高配当株のETFをポートフォリオに入れる
この記事の記載内容「【HDV】高配当株のETFをポートフォリオに入れる」
めだかぶです。
長期投資は目標までジッとインカムゲインを再投資しキャピタルゲインを得れるまで待つ、という忍耐が必要なものです。そんな時にポートフォリオに高配当株ETFを組み入れインカムゲインがあると少しだけ気が楽になります。
結論から「ポートフォリオに20%程度をHDVを組み入れてみる。」
高配当株ETFの有名どころと言えばHDVとバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)の二種類かと思います。今回は私が買ったHDVをご紹介します。
まず気になる分配金利回りは3.43%と、まずまずの利回りです。
保有する銘柄数は74銘柄で、カテゴリ別にみると生活必需品とエネルギー系が共に20%程度となっています。一般に下降トレンドに強い生活必需品と原油価格に大きな影響を受けるエネルギー系。面白い組み合わせです。
参考までにVYM は402銘柄です。
■売買回転率が高く保有銘柄が変わりやすい!
HDVの売買回転率は49%と高いです!
銘柄の売り買いをしていることを示しています。ちなみに、VYMは9%です。
HDVがVYMの5倍売り買いしてるの?ということで、売り買いしてる銘柄の絶対数を比較して見ます。
HDV 74✖️49%=約36銘柄
VYM 402✖️9%=約36銘柄
小数点以下を四捨五入すると、ほぼ同じくらいでした。
HDVは少数精鋭型、VYMは大軍勢型のようなイメージでしょうか。
■パフォーマンス
次に私がHDVを買う理由になったパフォーマンスについてです。
VYMのチャートを見比べると異なるパフォーマンスとなっています。VYMは、VTIやS&P500に連動するETFと似た形をしているのに対し、HDVがやや特異なパフォーマンスとなっています。
私はVTIも持っているため、この異なる動き方をすることにも私は魅力を感じています。私なりになぜ異なるパフォーマンスなのかを考えてみました。
■パフォーマンスが異なる理由
HDVがVYMやVTIと異なるパフォーマンスをするのは、
「HDV独自の銘柄を取捨選別する条件を持っている。」
からだと考えています。
これは売買回転率49%と高いことを示しています。売買回転率が高いということは銘柄の選定基準が厳しい。その基準を満たす銘柄を調整するために入れ替えを高い頻度で行なっていると予想できます。
したがって、インデックス投資の中で少しスパイスのある(アクティブ投資のような)面白みのあるETFだと感じています。
高配当株ETFのHDVとVYM、どちらを買うべきか悩んだ時の参考にして見てください。
参考
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VYM_JP.pdf
http://portfolios.morningstar.com/fund/holdings?t=HDV®ion=usa&culture=en-US
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。 めだかぶ