20代機械エンジニアのファイナンシャルプランニング

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上場投資信託のメリット、デメリット

この記事の記載内容「上場投資信託のメリット、デメリット」

 

お世話になっております。めだかぶです。


前回の記事で信託報酬についてまとめました。今回はこの信託報酬が比較的安い上場投資信託のメリット、デメリットについてまとめます。


上場投資信託とは簡単に言うと、東証などに上場している投資信託で、一般的な株を買うように買うことができます。新聞の株式欄を見てみると、東証一部や二部の下の方に上場投資信託欄がありますので、見てみてください。


ちなみに、上場投資信託は一般にETFと呼ばれています。英語のExchange Traded Fundsを略したバージョンです。


●メリット

・信託報酬が安い。

・取引量が多い投資信託であれば即時現金化しやすい。    などなど。


●デメリット

・配当金を再投資に回しにくく、複利を得にくい。

・元本払戻金を使えない。    などなど。


まず、メリットから。

・上場していない投資信託に比べて、一般に信託報酬が安いです。ではなぜ安いのでしょうか?これは証券取引所を使用する為、販売コストがかからないからです。上場していない投資信託では、銀行や郵便局など窓口を仲介し、ここに手数料が発生します。このマージンがない為、低い信託報酬が可能なのです。

・また、証券取引所にて指値で売買可能で、現金化しやすい傾向にあります。こういった意味で取引量の多いETFを買う方が賢いやり方と言えるでしょう。


次に、デメリット。

・これが結構痛いのですが、分配金を再投資しにくいのです。ETFも投資先からの配当金をETF所有者に分配してくれるのですが、その分配金は証券口座に振り込まれます。つまり、この分配金を用いて再度ETFを買わないと分配金を再投資できないことになります。さらに、口座に分配金が触れ込まれるタイミングで約20%の税金が引かれます。

・元本払戻金を利用することができません。元本払戻金とは当初投資した額よりも現在の評価額が下がった場合、その損した分までの配当金に税金がかからないというしくみです。上場していない投資信託であれば使用できるのですが、ETFは使用できません。


メリットとデメリットは他にもあるのですが、主だったところを紹介いたしました。私は、やはり信託報酬が安いことに重み付けがあり、ETF主軸の投資を行なっていきたいと思っています。


皆様もそれぞれの投資に対する重み付けを判断いただき、投資先を検討してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。 めだかぶ