【1482】シェアーズ・コア米国債券7-10年ETFについて再度考えてみた。
この記事の記載内容「【1482】シェアーズ・コア米国債券7-10年ETFについて再度考えてみた。」
めだかぶです。
今回はシェアーズ・コア米国債券7-10年ETF(以下、1482)について取り上げます。
なぜ、今取り上げるかと申しますと、このブログのView数N0.1がこのページなのです。
その記事
http://financialplan.hatenablog.com/entry/2018/01/24/080000
約1年前に投降したという背景もありますが、米国株・ETFを取り上げる著名なブロガーは多いことからVTIやBND、HDVのワードはレッドオーシャン状態なのかもしれません。
さて、1482ですが2017年の後半半年ほど保有していました。2017年末から米国の債券系ETF BNDを直接買い付けるようになり、売却してしまいました。
ただ、今だもっと出来高さえ増えてくれれば、良いETFだと思っています。
■簡単な説明
簡単に1482のご紹介。
米国の国債(満期7年~10年)を対象として、為替変動リスクの低減を図るETFです。
ベンチマークは「FTSE米国債券7-10年セレクト・インデックス(国内投信用円ヘッジ円ベース)」です。
円高が懸念される今の状況を考えると為替リスクを軽減してくれるのはありがたいですね。
■1482の良いところ
1482の良いと感じるところを列挙します。
・信託報酬が良心的。
信託報酬は0.14%と非常に良心的です。確定拠出年金に採用されるような投資信託並です。
ちなみに、同じような対象に投資している本場米国のバンガード米国中期国債ETF(VGIT)も0.07%であることから、コストは抑えられているといえるのではないでしょうか。
・ボラティリティが安定してきた。
以前、私が保有していた時は1日10円~20円程度値動きしていました。大体、基準価格に対して1%程度です。ところが、直近の値動きを見てみると2~6円程度で安定してきています。債券系のETFは安定を求めて買うことが多いので、この調子で0.5%以内の値動きであってほしいです。
・購入手数料が安い。
これは国内ETF全般に言えることなのですが、米国株の売買手数料に比べ圧倒的にローコストに抑えることができます。ネット証券であれば100円程度で売買可能です。ちなみに、米国株は最低手数料が5ドルとなっており、小口での買い付けは手数料負けする可能性があります。
・ただし、配当利回りは意外と低い。
配当利回り:1.83%(直近の1年の配当金÷今時点の取引価格)
BNDが3%程度の利回りがあることを考えるとやや低く感じてしまいます。
■なぜ米国株・ETFに切り替えたのか
私は初め東証に上場しているETFを経由して、米国へ投資していました。しかし、今後長期的に保有し今後の資産作りに活用していこうと考えたときに、以下の点で懸念がありました。
・とにかく出来高が少なくて、売りたいときに、売りたい値段で、売れない、のではないか。
・長期的に20年以上持つ場合、信託報酬の差は徐々に大きくなるのではないか。
であれば、本場米国に投資してしまおう。そう思ったわけです。(手間かかるけど。)
いろいろと書きましたが、米国債券に興味を持ってる方で、
・すでに日本株用の口座を持っていて
・米国株取引口座を作るのは面倒だし
・円をドルにドル転するのも面倒だなあ
という方には十分検討の余地があるETFだと思います。
投資は自己責任で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
めだかぶ